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アレ様狂想曲

むかーしむかしのことじゃった。


それはそれは、美貌で、踊りもキレキレ、
たいそう人気のインストラクターが、この大阪の地におったんじゃ。


彼が主催するイベントは、女性たちがどっと押し寄せ、
その女性目当てで男性も集まるという相乗効果で
どれも押すな押すなの満員御礼。


彼と踊りたい女性たちは列をなし、
それにすべて応えてくれる王子様はいつも汗みずく。


独特のスタイリングとともにターンし、
その汗が飛び散る様も美しく、
「アレ様の汗が飛んで来た〜」
と、女性たちはそれさえも有り難がり、喜ぶ始末じゃった。


ところが、
ある日、王子さまは突然、旅立った。
遠くヨーロッパへ。


途方にくれ、行き場をなくした彼の生徒たちは
○○難民と呼ばれ、
どこか別のイントラさんについたのか、
それともサルサ自体から足が遠のいてしまったのか。。


世代交代を続けるサルサ界において
彼の名前は次第に伝説となり、
「○○様と呼ばれて、行列のできるインストは、彼以来いないよねー」
と遠い昔話のように語られることになったのでした。


そんな彼が
8年ぶりに日本に帰ってくる。


と聞いて、この私、いてもたってもいられず、
平日の夜だと言うのに、
しかも神戸まで意気盛んに行ってきた!


生徒でも難民でもないけども(そもそもON1でもないけども^^;)



アレ様と踊りたい!
けど恥ずかし過ぎてレッスンよう受けんー
という複雑な乙女心を抱いていた過去がうずうずしてしょうがなく^^;


信者さんたちの集まるであろうパーティに
単身乗り込んだのでありました。
(久しぶりや、こんな高揚感w)


アレ様は20時頃登場と聞いていたので
その頃を見計らって行ったのだけど
会場に着くとがらーんとした状態。


思わず「今日、ここはアレ様のですよね?」と
受付に確認してしまいましたとさ^^;


フロアは閑散としてたけど
中に入るとソファやカウンターには
ずらりとすでに先客のみなさんが。


なるほど。
アレ様の登場をここで坐って待つのね。
と、ほぼ部外者の私もこっそり末席に陣取る。


神戸のせいなのか、
ON1パーティのせいなのか、
知ってる顔はほとんどなく。


珍しがられて誘われて、
ぼちぼち踊っていたら
いつのまにかフロアはいっぱいになってた。


アレ様の生徒さんがやはりほとんどらしく、
あちこちで同窓会っぽいノリの会話が聞える。


驚いたのは、一番弟子だった(たぶん)女性の
変わらなさ!

眼鏡こそ違っていたけど、
体にぴったりしたシンプルなトップスに、
最近はあまりみないブーツカットのデニムという、
当時と同じ服をあえて選んできたのでは?
というくらいのタイムスリップ感。



それをきっかけに、どんどん記憶の蓋が開いてきて、
ワンピース姿のあの人もこの人も、
あーなるほど当時のアレ様信者さんたちだー
と懐かしく思い出されてきた。



そして
「もうまだかいなアレ様。待ちくたびれたわ!」
と女性たちが口にしだしたころ、
ついにアレ様、到着!



慣れない日本で電車に乗り間違えたらしい^^;



それはまあいいとして、
そこからの盛り上がりはすごかった。



さっそくアレ様とパートナーのマグダさんの
ミニレッスンがはじまり、
「○トンー、二人の踊りが観たいー」
というDJへの私のしつこい要望がかなえられたのか^^;
フリーで二人が踊りだすと、みんなうっとり。



アレ様はもちろんかっこいいのだけど
8年前とは私自身の意識が違うのかなあ。
アレ様よりも、マグダさんの
エレガントかつダイナミックな動きに釘付け。



ダンサーらしい鍛え上げられた体幹から繰り出される
安定したターン、
なめらかな上半身や腕のスタイリング、
なんといってもヘッドのターンのかっこいいこと!
ワイルドすぎず、適度に上品で、とっても好み♡



あとで聞けば、
もともとヨーロッパでバレエダンサーとして活躍してた人らしい。
なるほどなーの体軸の強さだと思った。



とまあ、8年前、アレ様をただうっとりと眺めてた私も
なかなかいっちょまえの観点で見てるじゃないかと
そんなところに時の流れを実感したりして^^;



そして!
名物の行列は、今回もしっかりできてた!
当時とちっとも変わらず
みなさん順序よく自分の番を待っている。



そういう私は、
まあ列が長いこともあり、
アレ様を眺めているだけで十分心満たされ、
あえて得意でもないON1で踊ってもらわなくてもいっかーと
あっさり引き上げたのでした。



以前の私なら、考えられないことだけど。
これもいろんな意味で、
年月の重みを感じるなあ。



というか、パーティ中、私が一番思ってたことは
「待ちくたびれた」とぼやいてた生徒さんじゃないけども
アレ様、待たせすぎましたね。



ってことやねんけどね^^;;




ヨーロッパに行ってる8年間の間に、
もうちょっと早く、何度か来てくれたら、
世代交代の狭間の子たちも来てくれただろうに。



私だって、
もうちょっと若く魅力的なうちに会いたかったわぁ。



と、私なんかが思うくらいだから、
生徒さんはもっと思ってらしたんじゃないかなぁ
なんて、愚にもつかないことを感じてしまった。。



とか言いながら、
アレ様来日中、あと一回は行きたいなぁと
まだまだテンション上がってるねんけどね^^


フリーで踊るアレ様&マグダ様♡

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メイキング・オブ・princesa ②曲にワザをハメるって楽しい!

さて、メンバーも決まり、いよいよ始動となるわけですが、
全員集まって練習する前に
すべての段取りを整えておかないといけない。



つまり、曲を決め、やるワザをあてこみ、
という準備を全員で。。
と言いたいとこですが、
これまでの経験上、そこまでがっつり
一から取り組みたいという部員はごく一部^^;
ほとんどは、おまかせするわー、練習には行くけどー
というゆるーい取り組み姿勢なのですね。



まあ、全員が意見出してたら、まとめるのはもっと大変なわけで
このくらいでちょうどいいっちゃーいい。


私自身も、自分から絶対コレで!なんてこだわりがあるわけでなく、
誰かがやりたいことに「それいいやん」と便乗するのがパターン。
(基本的にめんどくさいのと、こんな趣味の世界で責任とりたくないからやけど^^;)



と思ってたんだけど、今回は率先して意見を出す人もいないので、
じゃあと、前回の成功例にならって大体のテーマを決め、
それに沿って進めることにした。



前回は「水兵ガールズ」だったので
今回はちょっと大人っぽく「セクシー対決」みたいな^^;


というのも、メンバーが「こんなんどう?」と
見つけてくれた参考動画のなかに
途中で上着脱いじゃうっていうのがあって、
「これいいやーん」と思ったんよねー。



前回で学んだんだけど、テーマが決まると
あと考えるのが楽だし、ブレないんよね。



それと、曲もフリも「決め」があると
テクニック面が相当カバーできるということを
プロダンサーのN先生から教わったので、
そこはどうしても生かしたいと思い、
メンバーが出してくれた候補曲の中から
テーマにもぴったり合いそうで、いわゆる「決め音」の多い
princesaに決定したというわけなのです。



今回は細かいことに目がいく人がいないので
(自分が代表的やけど)
動きを細部まできちんと合わせたり、
誰がどの位置にくるかなどの調整は
かなりアバウトになるんではないかと予想され^^;


それに何と言っても
人数的に少なくて派手さに欠けるのと
やれるワザの種類も少なくなる。


曲のめまぐるしい展開と決めフリで、
言葉は悪いけどごまかす?というか
要所要所でめくらまし戦法とでもいいますか?^^;



ただ、部員それぞれ、みんないい大人だし、
それぞれ得意というか自信のある分野っていうのがある。
音楽だったり、踊りだったり、ファッションだったり。
その人のアイデンティティを尊重しつつ、
でも偏らず、みんなが納得できるものを
探っていくのが、いつもながら調整が難しい。



これまた自慢じゃないが、私には抜きん出た得意分野がない^^;
でも、どういうものが多くの人の関心を引くか、
わかりやすく伝わるか、
という訓練は職業的に長くしてきているので、
そうした偏りを修正することには長けているかもしれないなー。



それと、これは女子的あるあるやけど、
不安なことはとりあえず否定しちゃうっていうのがある。
私も先の見えないことはやっぱり疑っちゃうもんなあ。
これって女性ならではらしいよ。
「あれキライ」「あの人、苦手」とか
ネガティブなことで共感できると
女同士はぐっと絆が深まって仲良くなるんだって。
心理学の先生がテレビで言っててなるほどー!と思った。




けど、物事を決めるとき、
何かを一緒にやろうというとき、
それはとってもジャマ。




とりあえず、やってみよう。
それもアリかも?楽しいかもよ?
踊れるかなあ、じゃなくて、やる!
っていう意識改革ね。
私自身も、今回けっこうがんばったんではないかと^^



というわけで、曲にワザをはめる段階まで来た。




練習日が今までよりぜんぜん取れない
(みんなの都合が合わない)という事実に青ざめつつ、
今までやったワザを中心に
簡単で見映えのするワザ(私たちにはこれ大事^^)で
組み立てていったのでした。
(今回さすがにこれは初期メンバーには慣れたもので
さくさくハマっていった!)


次は、毎度毎度、あーでもないこーでもない
どんだけ悩むねん!の衣装の話です^^

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キューバ人のお尻を手に入れる。

キューバ人の動画や実際の踊りを見て
よく私たちはため息まじりに思う。


キューバ人のお尻は位置が違う。


あんなふうに位置が高くて
キュッと上にあがってたら、そりゃかっこいいよ。


と言いつつ、農耕民族特有の扁平な自分たちのお尻を
悲しく眺めるのですよね。


ところが!
今読んでる「ダンスのための身体づくり」的な本に
(ついに、こんな本まで読み出したぞ^^;)
うれしい情報が書いてあった。



骨盤の角度を上げれば、ヒップアップできる!
らしいのですよー(喜)



先生とか上級者って、ただ立ってるだけでなんか違うでしょ。
それって、ダンスのための身体作りをしてる、
あるいはとことんやってるうちに
そういう身体に発達していくからなんですね。



たとえば、ストレッチすることで表現力が増して
大きな動きができるようになる。



同じように骨盤の傾き具合を後ろ側に調整することで
ヒップアップした状態になって、歩幅も大きく、
ダイナミックな動きになるんだって。



ムーブメントのレッスンで
骨盤を前後左右に動かすのがあるでしょ。
あの時の骨盤を後ろ側に倒した状態、
つまり簡単に言うと、「出っ尻」というとわかりやすかも^^;



ある程度骨盤が動くっていうのが前提にはなるけど。
日頃歩くときもエクササイズできるのがありがたい。



具体的な方法はと言うと



骨盤が後ろに傾いたのをイメージしながら、
お尻に緊張感を持たせ、後ろ脚のひざをしっかり伸ばして歩く。



この時、上体が前に傾き、あごが出やすくなるので、
あごをしっかり引き、頭を少し後ろへ残すような感じに。



さらに後ろ脚のかかとも、気持ち残すようにしてみると、
足の裏がバタバタせず、地面をはうような
上級者らしいなめらかなフットワークになるのだそう。



なるほどー。
確かに上手な人は、ヒップアップと同時に
足さばきもフロアに吸い付くようだもんなあ。



文章では、細部までちゃんと伝えきれないのが残念。。
興味ある人、よかったら聞いてね。
できてるかどうかは別としてww  熱く語りますよ!

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メイキング・オブ・princesa ①メンバーが足りない!

princesaと言っても、何のことやらかもですが^^;

今回の女子ルエダ部演目の曲名が
calle real の princesaなのです。



去年、名古屋で行われるサルサ・ルエダフェスティバル出演を目標に
新作パフォをつくり、
コスプレなんぞもして、ちょっと好評だったもので味をしめ^^;
今年もやっちゃおうって流れになったわけです。



その完成までの様子を、
ヒマにまかせて(仕事ない。。やばい。。)
徒然なるままに綴ってみようなぞと思います。


ルエダと言えば、やっぱりメンツ。
メンツが揃わないと輪にならないわけで。
最低でもペア3組は揃わないと!
(以前、少人数ルエダのパフォで
周囲から「え、これだけ?」「これルエダ?」というざわつきがあり、
あー世間は内容以前にまずそう見るのかと思った)

で、メンツ。
今回しょっぱなからこれが大問題やった。。



女子ルエダというだけあって、
女子オンリー、しかもほとんどが妙齢の女子なので、
結婚出産する人、妊活する人、デートに忙しい人・・・
ベテラン勢が軒並みお休みするという危機的状況^^;



発足してかれこれ5年。
初期メンバーで残ってるのは2人だけで
依然として新しい人が増えないー。



「チロちゃん、パフォって年とっても、やってていいん?」



って露骨に聞いてくる人もいるけど^^;
しゃーないやん、後継者見つかるまでは続けたいやんー。
っていうか、言っとくけど
パフォ的なおばさん基準は体型と姿勢やからね。
私の涙ぐましい努力を知らんのちゃうかー。



とまあ、個人的な言い訳はいいとして^^;



踊りに行くと、いつも誰かいないかなあと
キョロキョロしてるねんけどw



女子ばっかりでドロドロしてそう
という悪いイメージも払拭すべく
明るくふるまうように努めてるねんけどww



特にいないのが、リードできる女子。



普段パーティでリードしてても、
パフォとなるとやっぱり負担が大きいのかなあ。
あてにしてた人が無理やったり、
新入部員に決定してもスケジュール的に無理になったりと、
なかなか決まらない。



私たちに教えられるほどの技量と責任感があればいいのだけど
相変わらずそこらへんは他力本願なので^^;
よそで手塩に育てられた大事なコを
こっそりお借りしちゃうという姑息な手段を
またまた発揮しつつ、
それでも最小限の3組すら揃わない。。



しかも困ったのが、チームの華となる実力容姿ともに
光ってるエース的存在がいないこと。



素人集団といえども、そういう存在は不可欠なわけで
みんなの目を惹き付ける
普通のパフォチームで言えば先生の役割を担う人ですね。



自慢じゃないが、単なる部長の私には
その役が果たせない( T T )



途方に暮れてたところ、
まず無理やろと思ってた上手な人が
「やってみよかなー」と言ってくれた!

あと一組なんとか集めて4組なら
やれるワザが格段に増えるんだけど、
もうあちこち声かけては撃沈、に疲れたので、これで決定。



人数とスピードでごまかそう、という
今までの戦法が通用しない
かつかつの3組ルエダだけど^^;
そんなこんなで、
なんとかキックオフしたというわけなのです。



次は曲決めの話につづくー。

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