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サルサ小説

というのを見つけたので、読んでみた。


「サルサ ソウル発」

著者/山本八景


あじさい文庫
↑ここで電子書籍が購入できる。
が、近くの図書館にあったので、借りてきた(^^;


全3巻と長編なので、
サルサをテーマにどんなドラマチックなストーリーが展開されてるのかしらんと
わくわくしながらページを繰った。


すべてのはじまりは、日本人女性(キャリアウーマン)が
ソウルで出会った韓国人サルセーロに惹かれたことから。


彼はどこか憂いを含んでいて、
でも抜群に踊りがうまくて・・・と
まさにサルサを踊る女性の誰もがときめく人物像。
つい韓流スターを想像してしまう。
(韓流ドラマファンではないけども)


なんせ、ばりばりのON1ダンサーなのに、
ON2をたった5分でマスターし、
誰よりも上手く踊ってしまうという驚異の腕前(^^;


女性は大阪在住の設定なので、
京都や大阪のサルサクラブの話なんかが
ちらほら出てくるのも興味深い。


1巻目の中ほどまでは、まさにサルサをめぐっての
踊りのテクニックとか、男女の駆け引きとか、
作者自身もサルサの世界に身を置く人で、
しかも相当の腕前なんだろなぁと思われる描写が多く、
とてもおもしろかった。


ところが、サルサ的興味が続いたのは
そこらあたりまで。


韓国人サルセーロが実は脱北者だったというくだりから、
雲行きはどんどんあやしくなってきた(^^;


次々と明かされる登場人物たちの“理由あり”な事情や、
ふりかかる絶望的な困難・・・
各国の社会や医療の裏事情や時事ネタなど、
いつのまにかどっぷり社会派な内容に。。


まさかの展開つづきは、韓流ドラマ以上に
盛りだくさんで、おなかいっぱいになってしまった(^^;


主人公は女性だし、最初のほうを読んでるうちは
作者も女性なのだろうと決めてかかってたけど、
読み終わって確信した。


間違いなく男性ですね。


しかも大阪在住の、ベテランおじさまサルセーロ。


がっつり骨太な内容と、
気は強いけど実は奥ゆかしい女性を描く人。。。


どんな人だろ。


2巻目、3巻目を読みながら
そんなことばっかり考えててすみません。。


山本八景さま。
どこかでお会いすることがあったら、
ぜひ踊ってください(^^;


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