ライター・ネタ

降り出しに戻す勇気

仕事先の知り合い(女子)が
またひとり会社を辞めた。

まだたぶん20代後半。

去年も何人かそういう人から
突然の連絡がきた。

あるひとは、やっぱり20代後半で
パン屋さんの修行をするのだと言ってた。

あるひとは、既婚のたぶん30代半ば。
子供はまだなく、子育てのことをよく聞いてきたので
それが関係してそうだなと思った。

でもどのひとも、辞めるそぶりなど、ちっとも見せず、
けっこう楽しくお仕事してたところ
「実は今週いっぱいで・・・」
という突然のカミングアウトに驚かされる。

別の行き先(会社)が決まってるわけでなく、
「とりあえず、ゆっくりしてから」と明るく言うのも同じ。

よっぽど仕事が多忙だったんだろうなとは思うけど。
それ以上に、


みんな、勇気あるなぁ、と思う。



私がもしそのくらいの年で、
子供もいなかったら、
やっちゃえるのかなぁ。

山あり谷あり、
いろいろ乗り越えて
やっとここまで来たのに。

あっさり振り出しに戻す、なんてこと。



子供のころよくやった(我が子ともよくやった)
人生ゲームの盤面を思い出した。



そうだなぁ。
あのマスの3分の1まで進んでたなら、ポーンと戻れるかも。

しかも、ちっちゃいクルマの駒には自分ひとりでしょ。



今、わたしのクルマには、4人も乗ってる。
定員いっぱいだ(苦笑)
しかもこのクルマ、金食い虫に成長した2人が載ってるせいで
すこぶる燃費が悪い。

年齢だけで言っても、マスの半分超えてるし。

この先、ゴールまでどのくらいあるのか知れないけど。

振り出しに戻しちゃいたい、って思うこと何度もあるけど。

けっきょくはこのまま走り続けるのが精いっぱいなのかなって、
さみしく考える。



奇しくも、いま日本には、まったく望まないのに、
何もかもなくして、振り出しに戻ってしまった人たちがいて。



そんなことを考えること自体、
贅沢で、甘ったれてると、自分を叱咤する。



振り出しに戻すって、
勇気じゃなく、覚悟の問題なんだよね、ほんとは。

道の途中でがんばってるひとも、
いろんな事情で、おなじ振り出しに立ってるひとも、
すべてのひとの未来が
明るく照らされますように。


700

タンスの引出しを開けると
桜の花びらが一枚ひらっと舞い落ちた。
今年はお花見にも行かずじまいだったし、
花はすっかり終わってるのに。
いつ、どこでついて来たんだろ。

でも、ちょっとうれしくて、
気持ちがピンクに染まった。

けさのできごと。

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超多忙の一週間

ビンボーひまなし。。。

週の初めから、この言葉が
何度もよぎる、なんとも慌ただしい一週間だった。

月曜から翌日の取材に備えて、東京入り。
かなりメジャーな料理研究家さんなので、
同行のクライアントさんはみんなピリピリムード。

おいしいものをたくさんいただくことになるし、、
とにかく私は、おなかを壊さない、ことに神経を集中した(^^;
(緊張すると、おなかに来るんよね)


あんまり詳しくは書けないけど、
ひとこと、みんな取り越し苦労しすぎ!
すっごい気さくで素敵な方で、
「こだわり」の部分にみんな勝手にビビってたけども
どれも納得のいくことばかりで、
これほど実像とブレのない人は、今までいなかった。
「本物」だなぁ、と感激してしまった。

お料理をちゃんとすると、愛されるわよ~。

と言って、ほうれんそうのごまあえ、の
“本当”の作り方を丁寧に教えてくださった。
「はい、帰ってさっそく子どもに作ります!」と答えたわたし。

東京に3日滞在のあとは、そのまま別件で
次の地方都市に行くという強行スケジュールで、
帰ったら、よれよれ・・・

たまってる家事と仕事に忙殺されて、
いまだに、ごまあえどころか、
朝ごはんしか手作りしてないです。。。

あいかわらず出来合いが並ぶ食卓に、
「何しに行っててん」とぼやくAB、そして相方。

ああ。。わたしが愛される日は来るのかしらん。。


・・・まあまあ、それはおいといて(おいとくんかい!)


そんなナーバスな出張だったので、
せっかくの東京でも、さすがに踊りに
行く気なんかならないだろうと思ってたら。

ホテルでバタンキューと仮眠したら、
むくむくサルサの虫が(笑)


結局、行っちゃいました(たはは)


リコさんのスダーダと、フランクの新宿レオン。


平日のスダーダは、生徒さんがほとんどで
かなりアットホームな感じだった。
この日は男性が少なく、リコさんの命でリードに。
ややこしい技だったけど、
なんかこの日は冴えてて、するっとできた。


ルエダ隊の人たちにも、
カンターの声のこととか、いろいろ聞けたし。
生徒さんたちは、とにかく、みんなめちゃくちゃやさしかった!
一人の私に気をつかってテーブルまで話をしに来てくれたり。

そのうち、以前に会ったことのある
エウリ先生の生徒さんも来られ、
そちらともわいわいやり。

翌日の仕事に備えて、早めに帰ったけど
東京は電車がスムーズ。
20分もあればホテルに着いた。

そして、フランクのとこは、
思い立った時間が遅かったせいもあり、
レッスンはほぼ終わりかけてて
初心者の男性3名ほどの他は女性ばかり。

通常のパーティではないとのことで、
それから来るお客さんもなく(^^;
フランクと踊ったり、仲良くなった女性を
リードさせてもらったり。

でも、来ていた女性のなかで、
めちゃくちゃパワフルな人がいて
鏡に向かって一人ノリノリで踊ってるんだけど
それがもう、突き抜けてる感じでかっこいいんだ!
見てるだけで、楽しくなった。

ビジュアル的には、完全におばさまだったけど(苦笑)
そんなの抜きに、こういう人は無条件に好き。

仲良くしてもらって、一緒にみんなで
レゲトンも踊り、やっぱり汗だくで帰った。


そりゃあ、疲れるわな(笑)


これで、家でお料理もがんばったら、
今回パーフェクトやってんけど。

ま、それは来週がんばろっと(あくまで前向き)

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『ハンサム★スーツ』を観よう!

『ハンサム★スーツ』

主演は、イケメン俳優!谷原章介 & ブサイク芸人?塚地(ドランクドラゴン)。

マドンナは、今をときめく月9女優、北川景子。

脚本は、森三中の大島を妻に持つ放送作家、鈴木おさむ。

そして監督は、今回が初長編映画となる英勉さん。

長い前振りというかスペック情報になりましたが(笑)、
実はこの監督さんを取材させてもらいました。

映画監督って、やっぱり小難しいことを難しい顔で言わはるんやろか、
と思ったけど、ぜんぜんそんなことはなく。
名刺交換からノリノリでジョークの応酬(^^:

記者会見やらがぎっしり詰まった来阪スケジュールの
合間を縫ってだったので、お疲れだろうと思いきや、
まったくそんな様子もなく。

かしこまる私たちをほぐして、笑わせてと、
終始“お笑い”ムード満開。

映画って、誰かと誰かの交わすほんの一言からはじまって、
そんなふうに現実のものになっていくのねぇ。
などと裏話も聞けておもしろかった。

余談だけど、取材前にもおもしろいことが。
待ち合わせ場所のロビーになかなかカメラマンが現れないので、
みんなでじりじりして前の通りを見てたら、
タクシーで降りてくるのを発見。
めずらしく今日はアシスタントの女性も一緒かぁと思いつつ、
近くまで来たら2人ともまったくの別人と判明。
「長髪といい、カッコといい、雰囲気よく似てたねぇ」と苦笑いしあったのだけど。

取材場所に登場した監督を見て、みんな目を見張った。
さっきのそっくりさんやん!
しかもアシスタントと思い込んだ女性は、映画のプロデューサーさんだった。。

・・・というわけで、カメラマンと見間違うほど
気取らなさがにじみ出てる監督の映画。

みどころは、ずばり!
「笑って泣ける!」だそうです。

これは監督の印象からくる私のカンですが、
たぶんよく作り込まれてるんだけど、
決してあざとくはない“笑い”に思いっきり浸れる気がします。

ちなみに音楽は80〜90年代の名曲がずらり。
こちらも私の年代的にドンズバです(^^;

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プレス用のパンフと劇場配布用のうちわ。
うちわは「肌身離さず宣伝します」の約束で、
むりやり段ボール箱からGet!
みなさん、観に行きましょう〜

11月1日(土)よりMOVIX京都、梅田ブルク7、なんばパークスシネ
マ、OSシネマズミント神戸、他
全国拡大ロードショー!

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隣人は小説家

新しい仕事が始動することになり、顔合わせに行った。

暑い暑い午後、汗をふきふき、打ち合わせテーブルにつく。
総勢10名ほどのうち、知ってる人が半分。
残りは同業も含め、お初にお目にかかる人たち。

仕事のあらましを聞き、スケジュールの確認等、ひととおりを終えたところで、雑談に交え、隣りに座る男性ライターさんの話になった。

「本、読みましたよ」「あ、ありがとうございます」みたいな会話が交わされてるので、何のことか聞いてみると、
なんと、彼は小説家さんらしいのだ。

まぁでもここまでは、ライター仲間ではよくある話。
申し訳ないが、自費出版でもされたのかしらん、ぐらいに思ったのだが。

「もう平積みは終わっちゃいました」と聞いて驚いた。
2冊目の本が6月に出たばかりで、ついこないだまでどこの本屋でも平積みされてたって?
しかもダ・ヴィンチで今も連載中って・・・売れっ子やん!

思わず「こんな仕事してていいんですか?」と尋ねてしまう失礼な私に(^^;、彼は「あはは、これはこれです」とゆるく返してくれた。

林真理子や石田衣良といった超メジャー級をはじめ、コピーライターから作家に転身した人、いやしようとする人はけっこういる。

なにをかくそう私も、恥ずかしいことに数年前、あわよくばの気持ちでコツコツ書きため、今どき誰が読んでるん?というような某老舗小説誌にせっせと応募したもんだった(遠い目。。)

しかし、がんばっても内部選考どまり。
入賞にはとどかず、もし受賞できたとしてもそこからの道のりの果てなさを思うと、だんだんと気力は削がれ、どうしてもこれを書きたい、書かねば、というようなテーマすら見失ってしまった。

話はとぶが、農家の人の思想では、お米や野菜を作ったりといった日々の食いぶちを稼ぐための作業は「生業」といい、新しい土地を耕したり、あぜ道を整えたりといった、未来の発展を考えた作業を「仕事」というらしい。

未来のための作業が「仕事」。
だとすると、私はまだ何にも仕事らしい仕事をしていないのかもしれない。

コピーも書きつつ、小説もしたためる彼は、確実に未来の自分を耕してる。

私ができること、やりたいことは何だろう。
未来のために。

そんなことを考えた、いい出会いだった。

・・・って、今はとりあえず、サルサか?(苦笑)

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第1回ダ・ヴィンチ文学賞編集長特別賞受賞作だそう。
本屋さんのまだ新刊本の棚にあるはず!

 

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貴船で流しそうめん

夏の納涼特集の記事で、京都洛北・貴船の川床へ行ってきた。

撮影の合間に、我々スタッフも流しそうめんが食べられるとのこと。
お昼が待ち遠しいったらありゃしない(^^)

貴船へは叡山電鉄の貴船口から歩きかバスになるけど、車なら貴船神社の奥の宮まで登れ、駐車場もある。
流しそうめんは、そこから少し下った「ひろ文」というお店で。

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貴船川の上にしつらえられた、有名な川床。
座敷の端に、川に面して流しそうめんの装置(?)が。
竹を割ったものかと思いきや、流れをよくするためかステンレス製だった。

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手前の小さな小屋の中からお兄さんが少しずつ少しずつ、そうめんを流してくれるのだけど・・・
このタイミングが、まぁ〜難しい。
最初はちょろっとしか来ず、譲り合ってる間に、誰も取らずに流されて左端にたまってしまったりして。
そうなると今度はオレが、私が、とちょっとしたサバイバルな様相(苦笑)。
なんせいつ終わるかわからないから、来たものは逃すまいと、みんな必死。でも思いのほか量は多く、最後のほうは時間の関係かひっきりなしにやってきて、お腹はいっぱいだわ、でももったいないわで、流れるそうめんに翻弄されてみんな右往左往。
情緒あふれる京の奥座敷で、お腹を抱えて笑ってしまった。

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川床は京都市内に比べ7〜8℃も気温が低く、間近で細かな飛沫が飛ぶので、ほんとうに涼しい。長袖を着てても肌寒いほど。
お店によって滝の大きさは違い、一通り見たところ、この「ひろ文」さんは高さもあるかなり立派な滝のようだった。ちなみに清流は、梅雨などの雨上がりの時が一番水の量が多く、澄んで美しいそう。つまりこれがその一番美しい時期の清流。
川床の営業は5月〜9月の第一日曜ぐらいまで。
冬場は屋内で雪を眺めながら、すき焼きや湯豆腐が楽しめる。

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↑モデルさんたちは、6月限定の懐石料理¥3150なり。(流しそうめん付き)
私たちは流しそうめんのみの¥1200とリーズナブル。。(T T)

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貴船神社の参道。

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「水占みくじ」
水占斉庭の霊水に浸すと、運勢が浮き出てくる。
どっちもいい運勢。
残念ながら私のではないけれど。。

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最後に「思ひ川」。
和泉式部が夫の愛を取り戻そうと、ここで身を清めて恋愛成就を祈ったのだとか。
なんだか本能的に覚えておかねば、という気にさせられた(苦笑)。

今度はプライベートでゆっくり来たいなぁと思うけども、いつになることやら。
川床はゆったりと懐石料理じゃなく、慌ただしい流しそうめんだったし。
占いは、人の吉運に喜んだし。
でもこれですっかり行った気になってしまうのだから、因果な商売だわ。

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憧れのDJブース

DJの谷口キヨコさんを取材することになり、京都のラジオ局に行った。

もともと編集畑からスタートしたので、長年やってる間にはいろんな人に取材したし、テレビ局にも行ったけど、ラジオ局というのは初めてだったので、ちょっとわくわく。

私が学生の頃は、ラジオは今よりもっと近しい存在で、深夜勉強しながらAMラジオのDJの熱いメッセージに心ふるわせたりしたもんだった。

今はFMが主流になって、ラジオの聴き方はすっかり変わった。
音楽が中心になり、DJは自身のメッセージ性より音楽のナビゲーターとしての役割が重視されるように思う。
それでも、「話す」ことを職業にしているにはかわりない。

自分の発する声が全部オンエアされてリスナーに届くのって、どんな感覚なんだろう。
FMなんてほとんどが生放送だし、失言など許されない世界。
のぞかせてもらったDJブースで、ヘッドフォンしてマイクの前に座ってる姿はカッコいい。
ガラス張りだけどそこは完全な密室で、しかもひとりっきり。
とんでもないプレッシャーなんだろうな。。

あがり症の私にはとても無理だわ、なんてことを、頼まれもしないのに思う(苦笑)

取材後にご本人に予定があるので、「巻きで」との依頼。
喋りのプロだし、「ペラペラ喋りますから」とマネージャーさんにも言われ、
すごく明るくていい印象の方だしまったく問題ないだろうと、おべんちゃらも言わず、つかみの笑いも考えずにのぞんだら、意外と話はなかなか波に乗らず・・・(^^;
どうしようと焦り、質問項目を目で追い出したら、ひさしぶりに頭が真っ白に。

どうにかこうにか話をつなぎ、やっと言葉がどんどん出て来て、笑いあったりとほぐれてきたところで、最後、心にひびくワンフレーズをもらって「よし!」と内心ガッツポーズ。

終わって思ったのは、「話す」プロは言葉をすごく慎重に選ぶのだな、ということ。
ラジオでは空白は許されないから、いろんな言葉ですき間を埋めるのだろうが、それにしたっていい加減な発言は絶対できない。そのぶん、じっくり考えて答えられるインタビューではより発言が慎重になるのかもしれない。言った言葉がそのまま届く、ということの意味を熟知している人の語りだったなと思った。

特に感心したのは「読者へのメッセージを」とお願いしたときのこと。
自分が納得のいくものにたどりつくまで、何度もだまりこんで考えては、言葉をつないでいく。
「巻きで」との指示が頭にちらつき、あとはこちらでアレンジできますから、なんて馬鹿なことを言いそうになったけど、言わなくてほんとよかった。

だって最後のメッセージは、読者にというより、私たち取材陣に言ってくれてるような熱い語り口で。
昔ラジオに耳を近づけて聴きいった頃を思い出した。

それにしても、喋りのプロに比べ、未だに頭まっしろになる自分のなんと未熟なことよ。

あまりに落ち込んだので、帰りは聖地Gに寄り、飲んで踊った。
ちょっと回復。サルサがあってよかった(^^)

 

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お江戸で踊る、悟る。

某スポーツ選手の取材に行って来た。

著名人取材の何が楽しみって「著名人→東京在住→東京行ける」の図式に、今はさらに「→東京で踊れる」が加わって、うれしいのなんのって!! 
個人的下ゴコロを悟られないよう、押し隠すのが難しいくらい(^^;

あんまし取材のネタは明かせないけど、ひとつだけ裏話を。

浜ちゃんのやってる「ジャンクSPORTS」は、かなりかっちり台本があるらしい。石井投手のおもしろキャラも、けっこう割り増しされてるっぽいのかも?浜ちゃんのツッコミもわりとゆるいしね。

取材した選手さん、ちょうどジャンクの打ち上げの日だとかで、銀座に行くと話しておられた。

銀座?! 

ぴくんっと過剰に反応する私。

なぜならば・・・私もこの後、銀座に行く予定なんですもの〜(^^)

思わず手を取り合いたいところをくっとこらえ、真面目な顔で「お気をつけて」と送り出す。一流選手が銀座で集まるって、すっごいとこ行くんだろうなぁ。

まぁでも私だって、ついに銀座でサルサデビューですもの〜(^^)

というわけで。
今回は、銀座のラテンバー「ラス・リサス」へ行って来ました。

思えば、銀座って今まで足を踏み入れたことなかったなぁ。
銀座と言えば銀恋(銀座の恋の物語)や作家さんの集まる酒場ってイメージ。大人の男女がしっとり肩並べて歩いてるんかしらんなんて思ってた。

しか〜し。JR新橋駅で降りたら、サラリーマンのおじさんたちがオープンカフェ状態で店先でわいわいやっていらっしゃる。

なんやぁ。難波とかの立ち飲み屋と変わらんやん。ほっとしたものの、あれよあれよと道に迷い、急に近未来的な高層ビルの立ち並ぶ界隈(汐留)に紛れ込んだり、またサラリーマンの群れに逆戻ったりして、なかなか先にすすまん。。

地図は観念して、いかにも銀座馴れしたふうのOLさんに聞いたら、あっというまにお店発見。

やっぱり、地図の読めない女は、人に頼るに限るわ。

地下に続く狭い階段を下りると、そこは思ったよりも(銀座のバーって言葉で洗練とかをイメージしてた)懐かしい感じの、こじんまりとしたお店。

ちょうどレッスンの始まる時間で、最初は基本の無料レッスンらしかったので、お酒でも飲みながら見学しとこうと思ったのだけど。

当然のように手招きされたので、あららそう?という感じでレッスンを受けることに。

こういう時、前も書いたけども、どの程度のサルサ歴を申告すべきか悩むんよねぇ。

あんましできない振りをするのも失礼だし、かといってブイブイいわしてますふうなのも、あとで激しく後悔しそうだし(苦笑)

案の定、「あ、やってられるんですね?どのくらい?」と聞かれたので、条件反射的に「2年ほど」と答える。

3年目だから、丸2年。まちがっちゃあいない。

それを聞いた先生。最初のうちは「ばっちりですよ」と褒めてくれて、うれしいけどなんか物足りないなぁとも思い始めたレッスン中盤、幸か不幸か、だんだん状況が変わってきた。

その日は、まだほんの初級の人と2人だけだったので、基本ばっかりじゃなく、はるばる大阪から来た私にも実のある内容にしてあげようと、先生は思ってくれたのだと思う。

じわりじわりとアドバイスが厳しくなり、しまいには「私、辛口なので」と先生自ら抗弁するほどの内容に(^^;

忘れないように、ここにメモしておこう。

□腕に力が入ってるかどうかは、ヒジでわかる。
力が入った腕は、ヒジが上に上がっている。曲がった棒は回転させにくいのといっしょ。男性には重く感じられ、女性はリードが感知しにくい。腕は力を抜いて、かといって脱力しすぎず、自然に沿わせる。

□サルサは2年ほど踊ると頭打ちになる。
2年踊ってる人の踊り方は、みんな驚くほど似ている。その先にすすめるか、他のことに目移りするかどちらか。だんだんと足の遠のく人が多い。
飽きを感じて、リードをしたりして、腕がまた硬くなる人も増える。

□こなれてないムーブメントは、重い。
2年踊ると・・・のシリーズ(苦笑)。
馴れてくると上半身にムーブメントを入れたくなる。でもちゃんと消化できてないムーブメントは男性にとっては重い。

□ステップ1は引くばっかりじゃない。
前にスッスッとすばやく動けないと、うまくいかない技がある。引きずられないよう、小幅で小回りが鉄則。

□リードは腰にアプローチする。
腕を動かす(動かされる)のではなく、腰を回転させる(させられる)ようにリード(フォロー)することを忘れない。

・・・とまぁ、今サッと思い出すだけでも、こんなにあった。
他にもかなり理論的で深い(マニアック?)話があり、その後実践という流れ。クラブレッスンで、ここまで丁寧な解説が聞けるとは思わなかった。

正直、「腕が硬い」「重い」「踊りが頭打ち」・・・と(じわりじわりとだけど)明かされていくと、だんだんとブルーになりますよ。。しかも初対面、初回レッスンですよ。。はるばる大阪から来てるんですけどぉ?

そうまで、できてませんか?私は。
けっこう頑張ってやってきたんですけどね、それなりに。
と、翌日になってから、だんだんと今度は腹が立ってきた。

でもね、それは全部やっぱり「当たってる」からなんだよね。

人間は見当違いのことはスルーできるもんなんだ。
腹が立つ。しかも無性に。というのは腹立ちの分だけ、本当のこと(心当たりのあること)を言われたってことなんだよね。

何度も通えるんだったら、きっと言われなかった。

大阪から来てて、次はいつともわからないから、できるだけのアドバイスを。たとえ苦言になろうともと思って言ってくれたのだと、私は解釈したい。

ここで、どう捉えるかも、今後の私にとっては大事なところだと思うんだ。

レッスン後、先生は一緒に踊ってくれたり、キューバンの曲をいっぱいかけてくれたり、一人で来てた私をとても気にかけて楽しませてくれた。

そうそう、先生のそのまた先生という男性も来てて、なんと私の習ってるTomokoさんと旧知の仲だったことも判明。やっぱTomokoさんに習ってるっていうと、どこでもパッと人が集まる。すごいなぁ。

ソンやアフロキューバン系の踊りを教えているというその男の先生は、かなりクバーノっぽい踊りで楽しかった!!

帰りぎわ、先生は「まだまだ伸びると思うよ。やめないでね」とハグしてくれた。

「はい。がんばって続けます!」とすっかり酔いも手伝って熱く答える私。

って、なぜか私、やめようか悩んでたことになってるし(^^;

底抜けに楽しい、ってだけじゃなかった、私の銀座サルサデビュー。
いろいろ勉強になりました。

銀座はやっぱり、ちょっと辛口の大人の街だったかな。


ちょっぴり辛口?だけどウソのない(考えたら私と一緒のキャラだ:笑)yoriko先生の詳細はこちらです。

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モデルさんのブログに私が

先日やった取材仕事を仕上げるべく、ネット上で資料収集をしてたところ、ひょんなとこに自分発見!

それは、某モデルさん のブログ。

5/4の日記のところ。きれいなモデルさんの横に、地味〜にいます。。
はずかし。でもちょっとウレシイ。ありがとう、○○さん。ほんとに載っけてくれて。

ちょこっと地味〜に自慢しとこっと♪

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隣りはヘアメイクさん

昨日からついに師走突入。そしてさっそく忘年会第1弾があった。

ハハやったり、ツマやったり、仕事やったり、サルサやったり、英会話習ったりしてるせいで、必然的にいろんな付き合いのいろんな忘年会に行くことになる。それぞれ集まる人によって話題はまったく違い、ある集まりでは家庭のグチと自慢(笑)をアテに飲み、ある時は撮影や取材の裏話で盛り上がり、ある時は踊りの悩みを相談し合い、ある時はつたない英語で料理の感想を言い合い・・・と、自分でもよーやるなという感じである。

広く浅い付き合いといったらそうだけど、このくらいの距離感で、いろんな価値観や世界を持つ人と話すのはとても刺激的だし、なにより煮詰まらずに済む。ちょっと話は飛ぶけど、いじめ問題も、狭い世界で似通った人間が集まってるから、一種の淘汰が始まる(自然の摂理として)んじゃないかしらん。(同じ服を着せて、同じことをさせて・・・学校なんてその最たるもんだもんね)

今朝の新聞で、さかなクンが言ってたことだけど。「小さな水槽のさかなは、必ず大勢が1匹をいじめる。広い海ならそんなことは起きないのに」ってね。すっごいわかりやすい!まったくその通りだ。泳ぐ世界は、広く浅く自由に。深く掘り下げていいのは、自分の内なる世界だけだ。なーんてね。

ところで、昨日の忘年会のことだけど。しょっぱなから、仕事関係でてっちりという、気分的にも財布的にも、重ーいスタートを切った(笑)。到着順に席を埋めていったところ、私の隣りには初対面のヘアメイクさんが。

ヘアメイクさんはヘアメイクの仕事だからといって、バリバリに化粧して髪型も決めてるというわけではない(私が出会う人だけかな?)。たいてい仕事帰りに集まるせいか、ナチュラルメイクは極限まではげ落ちてたりする。

最初、30代半ばかなぁと思った。フグをつつき、ビールを注ぎ合い、間近で笑い合って、30代後半かなと予想を修正。宴もたけなわ、みんなの口もなめらかになったところで、話の流れから驚愕の事実が判明!

よ、よんじゅう○歳??(後半の終わりのほう)

もう〜、びっくりした!事実を頭においてつい顔を眺めてしまったけど、ぜんぜんその気配は皆無。気配というのは、口元のほうれい線とか、目のくまとか、シワとか、その他たるみ全般、自分がいっつも鏡見て嘆いてるものたちが、まったくありゃーしない。

それからは、たちまち美容講座に早変わり。女性陣みんな食いつく、食いつく。フグなんかそっちのけ。美容液はどこがいいか。イオン導入はどうか。超音波はやっぱり必要か。顔筋マッサージは本当にいいのか、などなど。どれもこれも良さそうな情報ばかりで、取材ノートを広げたいと本気で思った。

家が遠いので先に帰るという彼女は、最後に言った。

「日々ですよ、日々」

つまり、すべては日々の積み重ね、努力だと。

エステとかネイルとか、セレブみたいにいつも通うのは無理。でも、だからといってあきらめず、たまにはやった方がいい。一度してもらうと、その状態をできるだけキープしようと自分で頑張るから。情報収集したり、お手入れを工夫したり。その気持ち、動機付けのために、自分にごほうびをあげて。

自ら「美容オタク」と笑う彼女。昨日のメイクはもうはげ落ちてたけど(笑)、たぶんあの美肌だと、いざという時は、めちゃきれいにメイクして出かけるんだと思う。

美は一日にしてならず。
よっしゃー、私もがんばるぞ!

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子役という悲劇

東京取材で撮ったポジがあがってきたので
見せてもらった。

「最悪や。3人バラバラ。どうしよう」
デザイナー氏が頭を抱えている。

諸悪の根源は、男の子のモデル。
当日はお調子もんで気分屋のこいつに
振り回されっぱなしだった。
確か6才ってお母さんが言ってたっけか。

絶好調で某女優さんをおちょくってたかと思うと、
年下のモデルが褒められたら
たちまちテンションダウン。
「のどかわいた」
はいはい!
「水いや。ジュースがいい」
ジュースだって、ジュース!
「オレンジじゃないの、りんご!」
りんごある?りんご?早く!!
うわ〜○○くん、かっこいい!
眠いの?ごめんね。でもがんばれ!
まわりの大人は、とにかく仕事を進行するのに必死。
内心舌打ちしつつ、このガキを褒めてすかして
猫なで声を出し続けるのだ。

・・・見てて、気分悪くなった。

昔のTVのケンちゃんシリーズのケンちゃんが
すっかり人生踏み外したの、あたりまえだ。
逆に安達祐実とか、えなりくんとか、
まともに大きくなったふうなのもなんだか恐ろしい。

どこかの貧しい国で
教育も受けられず一日中水汲みをする子どもと、
豊かな日本で
昼寝もできずわがまま放題を覚えるこのガキと。
どっちが不幸なんだろう。

どっちの子どもも、
ただ親の期待にこたえたいと思ってる。
だから、どっちにせよ、
子どもに仕事なんかさせちゃダメなんだ。

あ、でもさせてるうちの1人は私か。
・・・あーあ。なんて矛盾。。
神よ、おゆるしください。アーメン。

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